情報系人間のブログ

プログラミング、開発に関することを書いていきます。

centos6.5でeamcs caskを使ったパッケージ管理

今までemacsのパッケージ管理にcaskを使うことにしたのでメモ。

caskについて

caskemacsのパッケージ管理をするツールです。
パッケージ開発や依存性管理ができるそうです。

導入

caskはemacs24以上が必要なのでまずこちらから。
centos6.5のデフォルトではemacs23なのでソースからコンパイルしてインストールします。

sudo yum -y install gcc make ncurses-devel wget
wget http://ftp.jaist.ac.jp/pub/GNU/emacs/emacs-24.x.tar.gz
tar xvf emacs-24.x.tar.gz
cd emacs-24.x
./configure –without-x –without-selinux
make
sudo make install

次にcaskを導入し,パスを通します。

curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/cask/cask/master/go | python
export PATH="$HOME/.cask/bin:$PATH"

上記の他にもbrew,gitを使った方法があります。

設定

インストールが済んだところで設定に入ります。
パッケージを導入するためにCaskというファイルを作成します。このファイルを元に必要なパッケージを導入、管理します。
形式は以下のような形になります。depends-onの後にパッケージ名を書くだけです。

(depends-on "xxxxxxxx")

Caskファイルが完成したら次のコマンドでパッケージをインストールできます。

cask install

emacsの設定

caskの設定は終わりましたが、emacsにも設定が必要です。
init.el等に以下の記述を追加します。

(require 'cask "~/.cask/cask.el")
(cask-initialize)

これでcaskによるパッケージ管理環境が完成しました。
el-getという方法もあるのであとで調べようと思います。