情報系人間のブログ

プログラミング、開発に関することを書いていきます。

iosアプリのクラッシュログを解析する

App storeに申請後、クラッシュを理由にリジェクトされたのでその際のログ解析方法のメモ。

必要なファイル

.dSYMファイル
.crashファイル
の2つ

  • .dSYMファイル
/Users/[ユーザ名]/Library/Developer/Xcode/Archives/[yyyy-mm-dd]/[アプリ名].xcarchive

にアーカイブ・ファイルがある。このファイルを「パッケージの内容を表示」で開くとdSYMフォルダがあり、その中に.dSYMファイルがある。

  • .crashファイル

itunes connectのマイApp内、問題解決センターからダウンロード。拡張子は.txtになっている。

解析方法

symbolicatecrashを使用してクラッシュログをシンボル付きのログに変換する。
symbolicatecrashコマンドは結構深いところにあるのでシンボリックリンクを作っておくと良い。

/Applications/Xcode.app/Contents/SharedFrameworks/DTDeviceKitBase.framework/Versions/A/Resources/symbolicatecrash

そして実行

symbolicatecrash  .crashファイル .dSYMファイル 

これで
変換前

0   Zn1clipboard       0x0000000100059240 0x100044000 + 86592

返還後

0   Zn1clipboard       0x0000000100059240 Zn1clipboard.Groups.load (Zn1clipboard.Groups)() -> () (Groups.swift:0)

のようにアドレスからシンボルが付与されてソースコードのどの部分でクラッシュしたかが分かるようになる。